車をぶつけてしまったそうで取り替えてほしいというご依頼でした。見に行くと戸袋が大破してしまいました。
しかし、なかなかの鏡板とケヤキ板!
こんな板もなかなか無く、お店のカウンターにしたいくらい。
問題はケヤキの欄間ですが名木屋さんで探していただきました。
なんとかそれに近いものが見つかり早速加工。乾燥してます。
組み付け完了。せっかくのケヤキがいまいち分かりずらいのですが、いい感じに復元できました。
古いところに新しいもので直されるとそこだけ浮いた感になりますが、それがまた木造建築のいいところ。
いいものを長く大事に使ってこそ日本の伝統建築が生きてきます。
こんな細工も復元してみました。古の大工は洒落てます。