大和塀用の門柱を加工しています。 超上等の官材木曽ひのき、5寸柱。
加工場の中がすごいいい匂いで充満してます。花粉症も治りそう。
納得いくまでひたすら、かんな掛け。よく機械の超仕上げでいいのでは?と言われますが、機械の超仕上げではだめなんです。
仕上げた後の艶が全然ちがうし、だいたい一方向からしか削らないなら逆目がとまらない。
木の繊維を殺さず鏡のように仕上げた表面はそれなりの撥水もあります。
最近は塗装をかけてしまうのであまり効果はないんですが、顕微鏡で表面を見ると一目瞭然です。
柱小口にずれ止めのちびホゾ。
現場で建てるときに、敷石に合わせて小口を光ります!